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メンタルトレーニング基本プログラム例

1.自己分析、自分に気づく
  (Self-Awareness:心理テスト、アンケート、インタビュー)
2.セルフトーク(Self-Talk) (あらゆるスキルの向上に役立つテクニック)  
3.動機づけ(Motivation Ex:Goal-Setting)
4.覚醒水準の調整(Arousal Regulation)
5.イメージ(Imagery, Visualization)
6.集 中(Concentration, Focus)
7.自 信(Self-Confidence)
8.心理的準備(Mental Preparation)
9.セルフコンディショニング(Self Conditioning)
10.メンタルトレーニングプログラムの作成


メンタルトレーニングの実践

(1)自己分析、気づき(心理的競技能力テスト(DIPCA)・アンケート・面接等)
・メンタルトレーニングの開始前に選手の心理状態や考え方を調べておきます。選手のやる気やメンタル面のウィークポイントなどを見つけ、これからのトレーニングの参考にしたり、メンタルトレーニング後に同じテストをして、その心理面がどのように変化したか、その効果を見ます。プレッシャーのもとで、自分がどう反応するか知りましょう。データをまとめると、チームの状態が分かります。

心理テストを用いる場合の注意点
・心理テストは、原則半年以上に1回の割合で、重要な試合の前に実施します。
・心理テストの結果を基準に、選手を起用しないようにしましょう。
・選手間で心理テストの結果を比較しないようにしましょう。
・心理テストの結果が、選手の全てを反映しているわけではありません。あくまで選手の長所・短所を知る手がかりの1つとして活用しましょう。
・結果により選手を評価しないようにしましょう。
・心理テストは第3者が実施し、コーチは見ないことが望ましいです。
・自分のことを本当に知っているかを確認し、自分の長所や短所を見つけ、これからのトレーニングに活かしていきます。原因を比較し、良かった試合や練習時にしていた事や考えを意識的にします。悪かった時の行動や思考が出てきた時は、良かった時の行動や思考に修正します。
・各選手の原因をまとめると、チームとしての原因が明らかになります。コーチと選手の間にギャップがあったとしたら、勝てるわけありません。コーチは選手の考えを知っておく必要があります。
  
現場での活用例 基 礎
・心理テストは数値化されて、非常にわかりやすい反面、アバウトです。書き込み用紙やインタビューで、言語化されたものも収集し、心理テストと併せて活用する必要があります。以下は書き込み用紙の一例です。
・心理面、技術面、体力面において、良い時と悪い時を考えさせます。例えばプレー中やプレー前に何を考えたり何を感じたりしていたか。何に集中していたか。何をしていたか。何を言っていたかなど。良い時と悪い時の相違点がいくつか出てきたら、良い時にしていたり、考えたり、感じたり、言っていた事を意識的にするように指導します。

自己分析シート 1
1.あなたが一番良いプレーをしたときのことを思い出してください。これからの質問は一番良いプレーを思い出しながら書いてください。
2.試合の前に何を考えていましたか。自分に何を言い聞かせていましたか。何をしていましたか。
3.試合では、どこに集中していましたか。
(たとえば、試合中は何に意識を集中していましたか。) 
4. 試合では、何を考えたり自分に何を言い聞かせていましたか。何をしていましたか。

5.あなたが一番悪いプレーをしたときのことを思い出してください。これからの質問は一番悪いプレーを思い出しながら書いてください。
6.試合の前に何を考えていましたか。自分に何を言い聞かせていましたか。何をしていましたか。
7.試合では、どこに集中していましたか。(たとえば、試合中は何に意識を集中していましたか。)
8.試合では、何を考えたり自分に何を言い聞かせていましたか。何をしていましたか。

9.ここ一番の良いときと、一番悪いときでは、何が違っていましたか。
10.試合での集中力は、一番良いときと悪いときでは、何が違っていましたか。


引用文献:入門書として非常にお奨めです。選手用とコーチ用があります。
高妻容一〔2002 2003〕 今すぐ使えるメンタルトレーニング 
選手用・コーチ用 ベースポールマガジン社

お奨め:
高妻容一(2002) 実践メンタルトレーニングビデオ ベースボールマガジン社
 リラクセーションや覚醒水準を上げるサイキングアップ等のメンタルトレーニングに関する実技ビデオです。

心理テスト:
心理テストにはいろいろありますが、作者の経験や主観で作成されたとても心理テストとはいえないまがい物も数多くあります。本来心理テストは因子分析等による統計学的手法によって作成されます。まがい物の心理テストを安易に実施することは、誤ったデータを得ることになりますので、十分に注意が必要です。心理テストは数多くありますので、順次紹介していきたいと思います。

以下の心理テストは、スポーツ心理学者によって、正規の手続きにより作成されたものです。

心理的競技能力テスト(DIPCA)は、質問数も52問と比較的少なく、値段も50部1万円です。使用するにはお奨めの心理テストです。中学生以上ならあらゆる種目に使用が可能です。DIPCAとは別にゴルフ専用の心理テストもあります。いくつか種類がありますので、詳しくはお問い合わせください。
株式会社 トーヨーフィジカル TEL 092-522-2922

コーチとの人間関係を含め、さらに詳しく調べたい場合は、TSMIがお奨めです。しかし値段は割高かもしれません。竹井機器工業 TEL 03-3787-1054


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