目標設定
・個 人
●結果目標とプロセス目標を毎月1回実施します。各目標は10分以内に記入することを心がけます。10分以内で書くには、常に考えている必要があります。最初に結果目標の人生の目標を書き、次にスポーツの目標を書きます。次にプロセス目標の人生の目標を書き、次にスポーツの目標を書きます。
●上から順に書いていきます。
●最低月に1回は、修正を加えます。必ず鉛筆で書きます。
●練習日誌を記入し、毎日の目標を確認し、心理的スキルを向上させます。
・チーム
●コーチと選手は、結果目標とプロセス目標を毎月1回実施します。各目標は10分以内に記入することを心がけます。
●コーチは目標設定用紙にチームとしての結果目標を記入します。しかし選手たちには見せません。
●選手たちも目標設定用紙にチームとしての結果目標を記入します。
●コーチと選手たちで比較します。ミーティング等で結果目標を一致させ、確認します。目標を一致させることが、チームワークにつながります。
●コーチは結果目標に基づいて練習スケジュールを作成します。試合の日程などを記入します。重要な試合には○をつけます。
●最低月に1回は、修正を加えます。必ず鉛筆で書きます。練習日誌を記入し、毎日の目標を確認し、心理的スキルを向上させます。
●コーチは選手たちの目標設定用紙と練習日誌を確認し、練習日誌にコメントを加えます。内容はポジティブな内容を心がけます。
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結果目標
夢のような目標
最低限度の目標
50年後の目標
30年後の目標
10年後の目標
5年後の目標
4年後の目標
3年後の目標
2年後の目標
1年後の目標
今年の目標
今週の目標
今日の目標
今の目標
10のことを達成するには、15とか20くらいの目標を立てる気持ちが必要です。長期目標（明日から3年後くらいまで）は明確になれば、短期目標が自ら見えてきます。短期目標は現実的で具体的な目標を立てましょう。競技意欲を向上させるための方法です。上から順に書いていきましょう。
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プロセス目標
夢のような目標
最低限度の目標
50年後の目標
30年後の目標
10年後の目標
5年後の目標
4年後の目標
3年後の目標
2年後の目標
1年後の目標
今年の目標
今週の目標
今日の目標
今の目標
プロセス目標は、結果目標でたてた目標を達成するためには、どうすれば良いかその方法を記入します。スポーツ以外にも人生における目標設定もしてみましょう。意外にかけないものですよ。あるメジャーリーガーは、高校2年の冬に「プロだけじゃつまらないから、あいつみたいになりたいと言われるような選手になりたい」と夢を語っています。上から順に書いていきましょう。特にプロセス目標の今の目標に集中するように心がけます。
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引用文献：入門書として非常にお奨めです。選手用とコーチ用があります。
高妻容一〔2002 2003〕 今すぐ使えるメンタルトレーニング
選手用・コーチ用 ベースポールマガジン社
推薦図書：勝木豊成〔2005〕笑って勝つスポーツメンタルトレーニング
スキージャーナル
勝木先生は、福井支部の先生です。わかり易い内容です。
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●コーチもメンタルトレーニング
コーチもメンタルトレーニングや試合に対する心理的準備をする必要があります。指導者の方の一部にはメンタルトレーニングは選手だけ、コーチは以前のままという場合があります。それではメンタルトレーニングの効果は半減してしまいます。試合で、選手は比較的冷静なのに、指導者が怒り心頭になり、パニック状態に陥っている場面を見かけます。このようなチームは、実は指導者が選手の邪魔をしている場合が多く、なかなか試合では勝てません。また練習時、機嫌の良いときと悪いときの差が激しいと選手のセルフコントロールは、難しくなります。
コーチも選手と一緒にリラクセーションなどのメンタルトレーニングを実施しましょう。試合では、選手以上にコーチのセルフコントロールが求められるのです。海外では選手だけでなく、コーチ用のメンタルトレーニングプログラムも充実しています。
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